-- 震災と私 --

自然の巨大な強さを見せつけられ
あの地の人々の 想像を絶する
悲しみと 苦しみを目の当たりにした時
むごく つらいものを目の当たりにした時

言葉にならない怖れと無力感
言葉にならない感情の渦

直後は自分の中のどこかが興奮して
身体だけは動き回っていたが
時が経つにつれ
何かが じわじわと 心の方を動かなくしていた

空が綺麗 緑が鮮やか・・
ふっと目にしても しみじみ感じられない
うすっぺらな感情しか浮かばない
心から美しいとか ほのぼのとか
そんな言葉も心も 消えてしまった

気が付くと自分の心を見たくない
何も考えたくない自分がいた

あの恐ろしい揺れを同時に体験し
辛い情報に溢れる毎日を過ごして
離れた地の私ですら
どこかが変わってしまった

ただ 時間を待つしかないのか
何かに触れなければ 元の私に戻れないのか・・
心だけがうずくまっている